ECHOフレームワークの構成要素

ECHOを用いてWebサイトやアプリを構築するには、基礎となるフレームワークの構成要素について理解する必要があります。

プラグイン

ECHOには、様々なWeb機能を実現するための多彩な汎用プラグインがプリインストールされています。

サイトマップ

ページをツリー状に蓄積し、サイトマップを構成するプラグインです。 基本的なWebサイトを構築するのに使用します。

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ブログ

ニュースや新着情報といった日々追加される記事データを蓄積できるプラグインです。新着順に記事を表示したり、絞り込み検索といった機能を提供します。

» ドキュメント

データベース

商品情報などの時系列とは無関係なレコードデータを蓄積できるプラグインです。様々な切り口でレコードを検索・抽出することができます。

» ドキュメント

メールフォーム

訪問者からの問い合わせなどを受け付けるメールフォームを提供するプラグインです。

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メンバー

会員の登録・管理、ログイン機能を提供するプラグインです。データへのアクセスをメンバー毎に制限できるアクセスコントロール(ACL)機能も含まれています。

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EC

ショッピングカートと在庫・注文情報の管理機能を提供するプラグインです。 商品情報の蓄積と表現は、データベースプラグインが担当します。

» ドキュメント

インスタンス

プラグインは、機能のみが定義された雛形であり、そのままの状態では使用することはできません。
実際にサイトアカウント内で使用するには、インスタンス(実体)を生成します。

ECHOでは、目的のWebサイトやアプリを実現するために必要なだけのインスタンスを生成し、それらを自在に組み合わせて構築を行います。

下図のように、同じプラグインから複数のインスタンスを生成することもでき、ブログやメールフォームの複数設置といったことも簡単に実現することができます。

インスタンス化
複数のブログを設置する場合:ブログプラグインから「新着情報インスタンス」と「イベント情報インスタンス」の2つのインスタンスを生成

このように、汎用性の高いプラグインの機能を、目的に合わせて何度でも再利用できる仕組みになっています。

インスタンスフィールド

インスタンスが受け付けるデータの構造を定義したものをインスタンスフィールドと呼びます。
インスタンスフィールドは管理画面から自由にカスタマイズが可能であり、インスタンスを用途に応じたデータ構造に対応させることができます。

インスタンスフィールド
メールフォームプラグインから生成した「お問い合わせフォームインスタンス」と「資料請求フォームインスタンス」で、異なるフォーム項目を定義

インターフェース

ECHOでは、「サイトビュー」と「REST API」の2種類のインターフェースを提供しています。

2種類のインターフェース

サイトビューは、ブラウザ向けのWebサイトを実現するためのインターフェースです。
インスタンスが持つ機能を、テンプレートを介してページとして表現します。

REST APIは、独自のロジックを持ったネイティブアプリケーション向けに、インスタンスが持つ機能への直接アクセスを可能にするインターフェースです。

これら2種類のインターフェースを提供することで、Webサイトとネイティブアプリケーションを、同じアカウント上で同時に実現することが可能です。

ウィジェット・ダッシュボード

ウィジェットは、サイトビューから提供されるWebサイト構築に便利な小さなアプリケーションで、コンテンツやテンプレートといったWebサイトの任意の箇所へ自由に挿入することができます。

「ナビゲーションメニュー」「パンくずリスト」「メールフォーム」「検索ボックス」など、プラグインによって様々なウィジェットが提供されています。

ダッシュボードは、複数のウィジェットをひとまとめにして表示するための機能です。
ダッシュボードもウィジェットと同様、Webサイトの任意の箇所へ挿入することができます。